こんな本読みました。

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『やなせたかし 明日をひらく言葉』

2014/09/11(木) 23:19:43 エッセイ・ノンフィクション THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
やなせたかし 明日をひらく言葉 (PHP文庫)やなせたかし 明日をひらく言葉 (PHP文庫)
(2012/07/04)
PHP研究所

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 アンパンマンの作者でおなじみ、やなせたかしさんの言葉を集めた一冊。アンパンマンだけでなく、日本人ならだれでも知ってるあの唱歌の話も出てきますが、なにより。
 優しい。とにかく優しい。裏を返せば世知辛いことやりきれないことばかりのこの世界で、この優しとあたたかさを持ち続けるのは大変だったとも思う。
 アンパンマンが何故、子供たちに絶大な支持を受けるのか、なんとなく分かった気がします。




実はわたし、アンパンマンって、素直に見られなかったんですよね。

ばいきんまんやどきんちゃんにだって、それぞれに価値観や存在意義があるわけで、なんでもかんでも「アーン、パーンチ!」でぶっ飛ばすアンパンマンたちもちょっとはばいきんまんの立場になってみなさいよ、って思ってしまう。

それに、ばいきんまんがいるから、アンパンマンはヒーローでいられるわけで、ばいきんまんが居なかったらただ困ってるひとに自分を顔を食べさせてるだけでそれって考えたら怖くない?とか。いくらお腹すいてても、目の前にいるひとの顔ちぎって「はい、お食べ」と言われて美味しいとは言いづらいよ顔と脳みそ食ってんだよグロいよー!(←おいおい)

す み ま せ ん で し た !

わたし、完全にアニメの見方を間違ってた。
正義、ヒーローというものに対して、やなせさんがものすごくセンシティブだと。


てのひらを太陽に。
これから、大事に歌おう。

アンパンマンの向こうに、やなせさんを見よう。

仕事論としても、難しいことを言わずにただ訥々と、それでいて言葉のどこかに、わたし達の心にヒットするキーワードが埋め込まれている。
じんじんする。心が。

自分を信じて見失わず、人生に誠実に、あきらめずにこつこつと。

人生やさぐれるのも投げるのも簡単。
あきらめないでひたむきに生きることの方が、とにかく難しい。
でも。
そんな難しいことを、悩みつつも前向きに生きてきたひとの残した何か、言葉とか仕事とか姿とか。そういうものはきっと、血を残すよりも永くこの世に残る。本として、映像として、思い出として。

毎日、毎朝、この本をランダムに開いて、開いたその2ページ分のやなせさんの言葉を胸に仕舞って、一日を過ごしていければ、
いつか、一日一日を生きることに絶望はしなくなると思います。

よろこばせごっこをしましょう、みんなで。

改めて、やなせさんのご冥福を祈ります。

アンパンマンと同じように、てのひらを太陽にがいつまでも歌い継がれ、そしてこの優しい文庫本がいつまでも読み継がれていきますように☆

(2014.5.25 読了)
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