こんな本読みました。

読んで感じて書き出して、そして忘れていく。備忘録ブログ。

スポンサー広告 > 『花咲小路一丁目の刑事』 小路幸也 著
小路幸也 > 『花咲小路一丁目の刑事』 小路幸也 著

スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:-- スポンサー広告 EDIT
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Comment (-)

『花咲小路一丁目の刑事』 小路幸也 著

2014/03/11(火) 03:09:20 小路幸也 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
花咲小路一丁目の刑事 (一般書)花咲小路一丁目の刑事 (一般書)
(2013/11/12)
小路幸也

商品詳細を見る


『花咲小路一丁目の刑事』 小路幸也 著(ポプラ社)
 はい、東京バンドワゴンの原作者としてますます知名度があがった小路さんの最新刊!←浮かれてます。
 くはーーッッッ!そうそう、小路さんてこういう物語、すごくお上手☆
 最近ミステリクラスタさん(と、ある本格ミステリ作家さんも加わってる、かな)の間で何かと話題になってる〈日常の謎〉、つまり殺人事件が起こって犯人や動機を推理するものじゃなく、日常のちょっとした不思議なことの真相を探っていくタイプのミステリ。あんな感じの、連作短編集。
 ……いや、短編集、というよりわたしは一本の長編、なような気がするな。
 それと、小路さんご本人からのアテンションどおり、シリーズ前作の『花咲小路四丁目の聖人』を読了後にこの新作を読む方がいいです。てか、そうしてお願い!(笑)





はー、これは楽しかった!いえ、小路さんのお話はどれもハズレなく愉しませていただいてますよ。
いやでもこれは、なんというか。

一話ごとの不思議な謎の魅力と、ある女性のついての謎ががっちり連動してて、えっさ、ほいさ、でどんどん読み進めていってしまう。
これを一話ずつゆっくり読むのは至難の業だと思いますw
ラストまで一気に読んで、あたたかくて幸せな気持ちで本を閉じる。これで十分、素敵な時間をすごしているのです。
小路さんの物語の良さは、そういう「幸せな時間」を自覚できるところかもしれないですね。現実が厳しいぶん、物語に遊ぶ心くらいは幸せでいましょうよ。

でね、わたしの超個人的な思い込みで、なんだかいちいちわたしに呼びかけられてるような気がしてですねええもちろん気のせいですよわかってますってば。
でもですね、本名でないんですけどもう何年も使ってるHNが物語に出てきたら、ヒッてなるでしょうなりませんか?
…まあ、「みけねこ」じゃなくて「ミケ」さんですが。正確には「三家」さんですが。うん。

いやー、今年はわたし当たり年?有栖川先生の菩提樹荘(表題作じゃないですが)といい、この小路さんの新刊といい、わたしそんなにあっちこっちに登場してどうしましょうか~~♪ぐへへへへwww(頭の中がたいへん幸せな読者だと思ってください)

いやそれにしても、今回もキャラクタ造形がお見事です小路さん。
主人公の淳ちゃん刑事をはじめ、じいちゃんばあちゃんゴンドさんヒロにいミケさんその他、前作の四丁目から引き続き出演のキャラもいますけどぜんぜん違和感なく「花咲小路商店街」を生き生きと。前作でのあの展開を溶け込ませつつ、なのでセイさんが淳ちゃんのアドバイザーみたいになってますが相変わらず英国紳士で惚れます。もう何書いてんだか自分でもわからないwww

花咲小路商店街一丁目から四丁目まで、まるでひとつの大きな家族。共同体。
もしかしたら、警察機構に近いのかもしれませんよね、相変わらず法律スレスレやな北斗くんたち(苦笑)

一方で、この商店街の中で謎の発端から情報集めから解決まですべてが完結してしまうほど、あんまりプライバシーはないかもしれない。そこが人によってどう感じるか、ですね。ま、この淳ちゃんはじめ主だった人たちはそろって、空気と顔色読んでくれるから本当に触れられたくない部分には見ない振り知らない振りをしてくれるでしょう、うん。
孤独になりたかったら、この商店街には住めないですね。で、人間、ひとりの時間は必要ですが、孤独になりたい人はたぶん居ません。
花咲小路商店街という大きな家族のようなあたたかさの中に、猫だって入りたいわけです。
ミケさん羨ましいわー。

あと、赤坂のじいちゃんばあちゃんに参りました。ポテトサラダとコロッケと生姜焼き定食が超美味しそうです。
ポテトサラダの秘密、今度わたしも作ってみよう。

子供達も元気で健気で優しい。
この商店街の環境がいいんだなあ、と分かりますね。
猫も犬もたぶん幸せな商店街で、だからきっと人間も幸せに暮らせる商店街なんですよ。
第一話のはちょっと緊張したけど、もしかしたら地域猫活動で頑張ってる人達は猫に笑顔を見せることは無自覚に出来ても(猫が好きなんだからそりゃ顔は緩みますわよね)、地域の人間に笑顔を見せることはちょっと少ないのかもしれないね……、とそんなことをじいちゃんの言葉で思ったりしました。

オーダーメイドのスーツを仕立てて帳簿がアレで、と進んだとき、ドラマ相棒のあの回を思い出した人、お友達です。
もちろん殺人事件なんか起きませんからぜんぜん違いますけど、オーダーメイドのスーツの説明とかお客さんの人となりを知ることについてのアレとか。ね?

一話一話を貫く糸がミケさんなので、なんというか商店街の一丁目をなわばりにしてる猫が、するすると現れたりふっと消えたりしながらパトロールしてる感じです。
淳ちゃんはたぶん、わんこ属性(笑)
猫は誰かに操られたりいいように使われたりとか論外ですし、自分が疲れてたらとにかく寝ます動きません(言い切ったねこの人)
でも、猫は家に付く、といわれるように(人にも懐きますけどね、環境が変わるのが嫌なだけで)、商店街が大好きだと思ったらその商店街を守るためには働きますよー!たぶん。ちょっと自信ない。けどきっと。うん。
身長189cmは高いなあ!わたしが知ってる中で、淳ちゃんよりもっとのっぽさんの主役級キャラって銀英伝のキルヒアイスくらいか?(確か192かそこらだったような)
わんこならボルゾイみたいなイメージ。細すぎかな。

さてさて。
いつも小路さんのお話を読むたびに思いますが、今回も。
女性が素敵。剛毅で芯が通ってて、それでいて可愛い。ちゃんと目と心を開いていて、いろいろわきまえてて、臨機応変。どんなときも笑顔と愛嬌を忘れない。料理が上手い。
わたしもこんなふうな人間でありたいなあ、といつもいつも思います。でもこれがなかなか難しいんです。
見習おう、頑張ろう。そう思います。


四丁目から始まって一丁目が来て、じゃあシリーズとして二丁目と三丁目もありますよね。
続編、楽しみにしてます!

追記。小路さんからリプライいただきました!シリーズ次回作について。コピペ。
「次もありますよ。『花咲小路二丁目の花乃子さん』です。今度はお花屋の花乃子さんが主人公です。もちろんジュンちゃん刑事もミケさんも出て来ますよヽ( ´ー`)ノ 」
とのこと。
わーいwww楽しみだー!!

(2013.11.12 読了)

スポンサーサイト
Comment (-)

ページの最初に戻る

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。