こんな本読みました。

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『あなたの話はなぜ「通じない」のか』 山田ズーニー 著

2011/11/14(月) 02:44:15 エッセイ・ノンフィクション THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 Twitterで、尊敬するブロガーさんのおひとり、INOさんがオススメされた1冊。興味がわいて、早速図書館で借りてきました。
 ……もともと、わたしはハウツー本は性に合わないらしく、この本も途中まではなかなかキビシイ感じで挫折しかかりましたが(苦笑)、半分を過ぎたあたりからもう、目から鱗というか、頭上からバケツの水をぶっかけられる気がしてもう。ていうかハウツー本じゃなかったし!
 特に、営業職のかた、フリーランスのお仕事をされているかたには当たり前のことばかりでしょうが、わたしも毎日やってるブログやTwitterというツールができて平凡な主婦でも自己発信できる今の時代は、わたしのような一主婦が読んでも参考になります。





ということで、全体的にはサラリーマンやOLさん、フリーで仕事されている人達に向けた、ちょっとしたコツのハウツー本のような感じなんですが。(だからハウツー本じゃないって)

いやー、主婦だってびっくりですよ。家族間の関係や、ランチする友達との間にだって十分に使えることばかりでした。

で、わたし、開き直りました。

感想文があんなにだらだらと長くなってしまうのは、まだまだ理解力が足りていないからで、簡潔に明快に要約して感想とするには圧倒的に経験不足なんです。10年以上の積み重ねがないと、だそうですわ。
「もっともっと精進します」というのは、「もっともっとたくさん書いて、自分自身のスキルを上げます、それしか道がないんです」ということですね。
なので、まだしばらくはだらだらと駄文長文になるばかりの感想が続くと思いますが、でも、一回書き上げるごとに経験を積んで次はもう少し分かりやすくしかも十分に思いのこもった文章を書けるようにと、自分を見つめ直しながら、がんばろうと思います。はい。

読書感想とは少し離れますが、大震災以降の、特に原発ヒステリーのこのご時世で、どれだけ正論をぶってもヒステリーの人の心に届かない理由がね、なんとなく分かった気がする。

ヒステリーの人は、とにかく、誰でもいいから相手に「共感」してほしい。それだけなんですね、きっと。
正論を聞きたいわけじゃないんです。そんなもの聞いたら、自分の間違ってる部分を頭ごなしに否定されて悲しくなるから。ただでさえ不安でどうしようもないところに、これ以上かなしいおもいまでしたくないんです。

124ページから始まる、「2 正論はなぜ人を動かさないのか?」は、こういうヒステリー気味の人相手だけじゃなく、普段のコミュニケーションにも多いに役立ちます。
特に、こうしてブログやサイトで自分の思いを書き綴る人、創作活動をしてる人、Twitterという140字のステージで人と繋がってる人。必読です。

「正論を言うとき、自分の目線は、必ず相手より高くなっているからだ」

「言葉は、関係性の中で、相手の感情に届く」

つまり、正論をぶっていい相手とそうでない相手、いい場合とそうでない場合があるってことですね。

前後しますが、「正論は強い、正論には反論できない。正論は人を支配し、傷つける」
だから、自分が信頼している相手からの正論であれば一時は自分が傷ついても、それは自分のためを思って言われた言葉だと分かるから受け入れる。逆に、信頼関係の無い人に正論をぶたれては、自分が傷つくだけで心にまで届かない。相手は気持ちいいだろうけどね。

また、ブログやTwitterでも応用できることだと思うけど、発信者が何かを発信したら、100%の心をこめた早めのリアクションをすることで、自分の「メディア力」が上がる、要は自分という人間を知ってもらえる。
ただし、嘘やおべっかはNG。自然なありのままの自分の姿でリアクションする。

相手の言いたいことを正確に理解することが、信頼度のアップに繋がる。
それには、相手がどういう人かを理解していないと。

話半分にしか聞かなかったり、文章を最後まで読まず読んでも理解せずに感情だけでリアクションするのは当たり前ですがもってのほかで、相手の言いたいことは隅々までよく読み込んで読み込んで、相手以上に相手のことを理解できるまでになれば、全幅の信頼をおいてもらえる。ビジネスでは難しくても、これが家族や親友だったらと想像してみると、家族のことは他人以上にはよく理解してるし親友だって自分のことをよく見てるからなんだかんだ言っても信頼できるよね。そういうことだと思う。それを、その信頼関係を、初対面の人やビジネスシーンでうまく構築できるか。

人間には三通りいる。212ページ。
「噂」だけで判断する人
噂だけでは信じず、信頼できる「情報」筋を調べてから判断する人
現場、現物、本人に聞くなど「事実」に確かめてから判断する人

……ドキッとしたかた、いませんかー?

あと、自戒として。

「恐れを動機として、決してものを書くまい」204ページ。

読む相手を怒らせたくない、気に入られたいと思って書くものって、どこか上滑りしたり下心がみえみえだったり。
相手を怒らせたくなければ、投稿する前に一度深呼吸して読み直してみたり、なんなら一日おいて考えを整理したりして失敗を少なくすればいいので、怒らせたくないからって訳の分からないコメントしてますます見限られる結果になったら取り返しつかない…。

自分の意思、言いたいことをシンプルに伝える技術も必要で、それは発信者も受け止める側も同じで。
コミュニケーションというのは、信頼があってこそ成り立つものなんだなあ、とつくづく思います。


今回は図書館で借りてきたけど、文庫版でいいから買って、折りに触れ読み込みたい1冊。


(筑摩書房)
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