こんな本読みました。

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『人はなぜ砂漠で溺死するのか?死体の行動分析学』 高木徹也 著

2011/08/31(水) 18:17:03 新書 THEME:読んだ本。 (ジャンル : 本・雑誌 EDIT
 
 普段、やれジェネラルだグッチー先生だ世良先生と渡海先生と天城先生のなんだかんだときゃいきゃい騒がしいわたしが、ええと、海堂先生のいわばライバル関係というか仮想敵のような法医学者さんの御本を読んでしまいました(笑)
 なかなか面白かったしタメになったよ!
 ていうか、海堂先生が旗振り役で頑張ってこられたAi+解剖=死因不明社会からの脱却を!というのと、この高木先生の法医学者としての考え方はかなり近いと思う。もしかしたら、どこかで対談されたり、医療ドラマの医事監修か何かで仲良しさんだったりするのかな。ちょっと海堂先生のサイトに行って、アーカイブを浚ってくるか。




まあ、とにかくタイトルで目を惹くものがありますしね、なんで砂漠なんてまったく水の無い場所で溺死ってことがあるの?って。
日本では東京にだけ確立されてる監察医務院の、非常勤監察医なんだそうです。だから、行政解剖は日常。東京以外ではすったもんだする事例を考えると、たぶん地方の法医学者さんとはスキルも全然違うんだろうなあ。

そんな大層なセンセイなんですが、めっちゃくちゃ読みやすいです。
これを理解してもらわないと次に進めない、という病例は、わかりやすく説明されてるので、おいてけぼりくらうこともありません。むしろ海堂先生の著作の方が専門的(笑)

で、死後の行政解剖から生前の人となりを見る、とそういう感じなんですが。
今現在、とりあえず無事に生きてるわたし達の、家庭の医学的なところもあるので、心臓や脳の疾患の恐ろしさに危機感を持てるしいざという時にお役に立ちそうですよ?
なにはともあれ、背中の左側や左の二の腕が痛かったら即病院に行きましょう!
あと右の腰が痛いときも!ああ怖い~★

家族の誰かが亡くならない限りはそう見ることもない、死亡診断書。死体検案書との違いってこういうこと!
あと、格闘技の選手に関してよく聞く、急性硬膜下血腫って、そういうことなのねー。
それと、自殺はいかん。マジでいかんです。自殺サイトなんかさまよってるヒマがあったら、この本読みなさい。そして冷水ぶっかけられた気持ちになりなさい。

この手のノンフィク本も好きなので別に苦労はしなかったけど、読むペースに弾みがついたのは、第一章の、なんと
読者への挑戦!

クイズが三問。
うち一問だけは、考える事もなく瞬殺でしたさ!(大笑)いやーミステリ漬けですからねー。常識以前ですよこんなんwww

わたしも相方もトシがトシなので、ここにでてくる事例はどれも明日の我が身かもしれないと思うと、ホラーじゃなくただ怖かった。健康にいくら気をつけててもこうして突然死したりするし。
親にしても、いつこうなるとも限らない。
今生きてることが怖いし、逆に奇跡なんだと思えます。

死因不明(不詳)って、亡くなった当人とその家族親族だけの見方であって、一般にはこうして解剖されたり本を読んで事前に知識を得たりして話を聞けばなんとなく想像できたりするんですよね…。
ただ、その行政解剖が行き届いているのが東京だけというのが一番怖い。よほど遺体に不自然なところがあったり明らかに異状死と分かる現場だったりしない限り、もしかしたら死亡診断書じゃなくて死体検案書として届け出てもらわないといけないのにスルーされてる場合がほとんどじゃないだろうか…。
海堂先生の提唱するAiが一刻も早く全国で導入されるといいのですが。

刑事さんとの会話があったり、最終章に至ってはなんというかこんなことで死にたくはないなあと苦笑いしてしまう事例の数々で法医学初心者入門のようなとっつきやすさ。二時間ドラマ(法医学者が出てくるやつ)がお好きな人には、するする読めると思います。

最後に、わたしも相方も、一滴もお酒を飲まない人間でよかったとつくづく思いました。
お酒好きな人は、第二章57ページで、血の気引くんじゃないかなー(苦笑)
まさか、お風呂で、湯船にざぶんと浸かって魂抜けそうなほど気持ちいいのは………おおおおお!がたぶる)))
幸いわたしは毎日三十分以上湯船にどっぷり浸かってる長風呂人間ですが、いまのところこういうことは経験してません。でも気をつけよう…。

(メディアファクトリー新書)
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