こんな本読みました。

読んで感じて書き出して、そして忘れていく。備忘録ブログ。

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読了二冊

2011/09/02(金) 09:18:32 感想文いろいろ THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 がりがり読んでます。読み終えたのが2冊たまったので、纏めて感想書きました。ズボラでごめんなさいです。
 奇しくも今日は、ミステリーの父祖であるエドガー・アラン・ポーの誕生日。ミステリーという形式を生み出してれてありがとう。感謝を込めて。
 『三毛猫ホームズの推理』と、『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』の2作品です。





『三毛猫ホームズの推理』 赤川次郎 著 (光文社)
赤川次郎先生って、子ども(小学生)の頃に読んだきりで、はてさて何十年ぶりに手に取ったことやら(苦笑)
テレビドラマになったものも合わせて、昔はよく読みました。
で、有栖川先生監修の『図説 密室ミステリの迷宮』で、大きくピックアップされてて、もうなにひとつ覚えてなかったからこれは初読だということで読んでみよう!と、図書館で借りてきた。
わー!今読んだらこれ、がっちがちの本格ですがな!という新たな発見。
子ども心には、三毛猫ホームズの仕草にしか目が行かなくて(笑)、トリックだなんだというミステリ部分なんてこれっぽっちも読む気がなかったらしいよあの頃のわたし!ポカッ★←ゲンコツ
この数年、ガリガリと本格ミステリを中心に読んできたおかげか、トリックの伏線らしきものはすぐに分かるんですけどね。これと似たようなトリック、今じゃもう書き尽くされてるんですけどね。いやそれにしても、スケールでっかいなーー!
連続殺人犯の正体は、結構おどろき。この人を隠すために煙幕バッチリ、まんまと誘導されましたとも。ぎゃふん。
新本格以前に書かれた、本格ミステリ。
ちょっとシリーズ追っかけて読んでみようかな。


『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』ウィリアム・ブリテン 著 (論創社)
これは!楽しいぞーwww
表題作も含め、えーと、…EQとか、チェスタトンとか、アシモフとか、総勢10人の先達へのオマージュと、なぞらえてはいないけど古典のエッセンスを詰め込んだ短編が4つ。ということで、一編がそれほど長くなくてするする読めますw
同人誌のような形でフェル博士にH・M卿、クイーンやブラウン神父が出てくるわけじゃなく、それらのミステリを貪り読んでるミステリヲタクが憧れの名探偵を思い浮かべながら目の前の謎に挑む、という展開。
わたしは、やっぱり、【エラリー・クイーンを読んだ男】と、あと【G.K.チェスタトンを読んだ男】【ジョルジュ・シムノンを呼んだ男】が好きかな。あと【読まなかった男】も展開はほとんど見当つくもののそれでも面白かったと思う。
(…そして、やっぱりクリスティの話は、かなりイラッときた★よっぽどクリスティの作風は合わないらしい…女王本人が書いたものじゃないのに(苦笑))
それぞれの巨匠の文体や文章のクセ、ペダントリー、オチにいたるまで、忠実になぞらえてあって、それだけでもすごいことです。その上ちゃんと、こんなに少ないページ数の中に本格ミステリをかっちり納めてる。確かに評価が高いのも分かります。
…ただ、わたし、原典を読んだことないとかドラマでしか知らない作家もいて、大丈夫かなーと思って読み始めたんですけど、…もしかしたらそれで良かったのかも。原典を、10人(11人?)のそれぞれの作品を全て読んだツワモノさんからしたら、ただ上っ面を似せただけととれるかもしれないなあ、とも思いました。
でも、作者のウィリアム・ブリテンさんは、これらを書くことで、もっと多くの人が偉大な巨匠の古典を読んでくれればいいなーと思いながら書いたんじゃないかな。楽しかっただろうなあ(笑)そして、このシリーズを書いたことが、もうひしつの《ストラング先生》シリーズにとっても肥やしになったに違いない。今度はストラング先生を借りてきます。


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