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作家アリスシリーズ短編2作品

2010/06/28(月) 17:01:09 有栖川有栖 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 ということで、どうにか書きました感想。ていうか、こりゃ感想にもなってない気がする…(汗)
 《ジャーロNo.39》に掲載の『天空の眼』と、《オール讀物 新春人気作家大特集号》に掲載された『ロジカル・デスゲーム』の2作品。
 単行本にまとまるのを待ってじっと我慢なさってるかたは、もうしばらく我慢です(爆)
 たいして核心に触れてるわけでもネタばれってるわけでもないとおもいますが、やっぱり読了されてからお付き合いくださいねw





『天空の眼』
 ああ淋しい~(苦笑)火村先生がアリスさんの回想でしか出てこなかったよう(涙)…マジで一歩間違ったら死にネタだったよ…。
 でもこれはこれで、(特に腐女子は)妄想が広がる気もしますが★だいたい、回想シーンでの火村先生とアリスさんの会話って、事件現場のじゃなく居酒屋で飲み食いしながらとかそういう和やか場面なので、火村先生の雰囲気が柔らかいんですよねw火村先生がアリスさんを同行させる意味も念押しするみたいに書かれてるし。
 
 今回、一番ウケたのが、271ページ上段の大阪府警で某刑事に言われたという「もはや様式美の世界ですね」!(爆笑)えー誰ーこんなこと言うたのーー?www森下君、にはこんな言い回しが似合わないというかもっと直球な気がするから、やっぱり鮫島さんか。
 
 樺田警部の見方に激しく同意!あんだけ火村先生(とアリスさん)を嫌ってる野上さんやけど、もし一緒にお酒飲む機会があったとしたら案外意気投合しそうw
そして、樺田さんて、火村先生とアリスさんにちゃんと好感もってはったんや♪
ここ最近の短編で、大阪府警はもちろん、京都府警の面々も、今回の兵庫県警も、火村先生の存在をかなり深くまで受け入れてるらしい様子が出てきますね。そりゃ火村先生がいくら非公式にしててもウワサは広まるわ。だから前回の『ロジカル・デスゲーム』みたいな目に遭うともいう(苦笑)

 あ、「ビンゴ」で「備後。広島県がどうかしたか?」といういかにも大阪人なボケ(笑)…たぶんこんなボケばっかりかますから、大阪人は一般の人でも漫才師並みのしゃべくりができると思い込むんやろうなあ。

 …って、事件の方にはまったく触れてませんね…(汗)なんかねー、火村先生が推理してないとねー、テンション上がらないっつーか…すいませんすいません★
 最近の○○のニュースを見てて、あーコレはテレビに映していいのーヨコシマな心を持った奴がにょきにょき近づいてきたらどーすんのー?とおもってた事を、いち早く先生がミステリに仕立てられたという気がしました。こういうネタは鮮度が大切ですものねえ。

 アリスさんが、遠藤刑事との会話とか、真野先生と広沢星子嬢との会話とか、それらをきっかけにして浮かんだトリックが、実際に使われた可能性が高くなったということで、おじゃんになってしまった様子がね…(笑)いくらそうじゃないと弁明してても、やっぱりネタが使えなくなったことが悔しいのが一番大きいよねえ、アリスさんにはw
むしろ広沢嬢や被害者や犯人のために、そうであってほしくないと願うのは火村先生じゃないかとおもう。

 さて、アリスさんはこの事件と推理を嬉々として火村先生に報告していることでしょうv
火村先生がどういう反応をするか、興味があるんですが。

 さっき、『ロジカル・デスゲーム』とちらりと書いたけど、…わたし、コレの感想書いてなかったのね!
…もう今さらやし、詳しく書くこともないか…。

 でもこの短編は、一度読んだだけでは頭に入ってこなかったので2度3度と読み返したなあ。傑作『スイス時計の謎』と張るくらいの、火村先生危機一髪のロジック!
思えば、アニメの見た目は子ども中身も子どもな小学生に縮んだ高校生探偵の映画版で、時限爆弾の導火線の赤と青どっちを切ればいいのシンイチー(涙目)!…オマエと一緒にいるからラン…(ふっ)♪などというシーンがあったのを連想したけどまああっちは結局オトメ思考で乗り切ったよそんなんアリかい!というシロモノだったよな…。
対して火村先生はもう、もちろん自分が殺されたくはないし目の前のこのウザイ奴も死なせたくないし、という前提で、挑発したり諭したりしつつ頭の中でガチガチにロジック組み立ててるんやから!

 んでもって、その事件?をアリスさんに説明するのにわざわざ目の前にグラスやお湯飲み並べてそのうちのひとつを毒入りに見立ててせーの!という稚気というか気安い関係がほっとする。
そのウザイ犯人?というか名前なんでしたっけ…?もう昨日読み返したのに記憶から消去したくらいの困ったちゃんな奴に、説得というか油断させるタイミングを見計らってるシーンで、火村先生が言った一言に心底安心しました。
「人を殺したいと思ったことはあるが、自ら命を絶とうと思ったことはない。一度も」(442ページ)
アリスさんが心配する、犯罪現場での火村先生の心の深淵。もし本当に火村先生があちら側に飛んでしまうときが来るとしたら、間違いなく火村先生は自分のためじゃなくアリスさんか篠宮のばあちゃんか、そういう数少ない大切な人のために足を掬われるんだなと思った。

 それと、この危機からどうにか解放されて雲隠れしたというのは、アレですよね♪『乱鴉』で本来訪ねるはずだった島の民宿。
サザエさん世界なので火村先生とアリスさんが34歳になってからの作品に時系列はほとんどない作家シリーズですが、ここでうっすら『乱鴉』とリンクしててちょっと嬉しかったwww
(たまにありますけどね。『絶叫城』→『ABCキラー』とか)
てか、ちゃんと本来の島に辿りつけたのは火村先生だけか(笑)

 ……すいませーん!やっぱり感想になってないですー(平謝り)
いや事件とか推理に対するツッコミなんてできないんですようわたしのお粗末な脳みそじゃ…★
そんなわけで、結局キャラ読みにしかならなかったのでした…。ごめんなさいごめんなさい石投げないでえぇぇぇ(脱兎)
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