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『川に死体のある風景』 アンソロジー

2010/05/01(土) 11:20:37 アンソロジー THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 単行本が出たときに(そもそも単行本を買ってもいない…図書館で借りただけ)、当然有栖川先生のは真っ先に読みました。で、後々綾辻先生の作品も読んだ。…んで、そこで終わってしまいました…てへ★
 そんなわけで、安楽椅子探偵コンビの両先生のタイトルを除き初読です。
 面白かった、というよりは、ああやっぱり、新本格の第一線でたたかっておられる先生たちだけあるわーwという肌馴染みのよさ、安定感、読みやすさでした。



収録順に(敬称略)
【玉川上死】 歌野晶午
【水底の連鎖】 黒田研二
【捜索者】 大倉祟裕
【この世でいちばん珍しい水死人】 佳多山大地
【悪霊憑き】 綾辻行人
【桜川のオフィーリア】 有栖川有栖
の6編。

綾辻先生の【悪霊憑き】は後に『深泥丘奇談』に収録されたし、有栖川先生の【桜川のオフィーリア】は大長編『女王国の城』の前段階になった作品。元J-ミス会員としては感慨深いものがありますね。

で、もう何年も前に出た当時話題になったアンソロジーを今頃読破したところで、それこそ今さらですよね。
さらりと書いて終わっていいですか。

安楽椅子探偵コンビの作品は鉄板、別格なので、ちょっと措いといて。

他の4作品の中で、私が一番好きだったのは、大倉さんの【捜索者】です。
このアンソロが出たときは確かまだ、『聖域』は出てなかったですよね?
先に大倉さん渾身の山岳ミステリ長編『聖域』を読んでたおかげで、すんなり入り込めました。
松山さんはもちろん、米さんがいいなあwww
『聖域』では主人公ではなかったせいで、かなりイイトコ取り的な松山さんたち長野県警の捜索隊でしたが、そうかー、この前段階のお話だと、こんなに七転八倒してたのかー。←なんか言葉の使い方が間違ってる気がしますが。
…いや普通は、先にこっちを読んでから『聖域』という順番でしょうから、あの長編が出た時には、おや松山さんがゲスト出演してるよ!というリアクションの方が正解なんでしょうけど。
トリックそのものは、トップバッターの歌野さんのと少し似てる気がするんですが、すぐわかるやんこれ!と思わず呟いた歌野さんのに比べて、なんとなくこれが伏線だろうと見当はついたものの最後まではっきり分からなかったのが大倉さんの作品でした。

ただ、あとがきにもあるように、確かに「川に死体のある風景」じゃなくて「山に死体のある風景」の方が正しいと私もおもいましたけどね、ちょっとだけ。

そんなわけで、今、わたしは、猛烈に、
有栖川先生の『女王国の城』と大倉さんの『聖域』を再読したくてたまらないのでした。
って、そんなヒマないし。
たぶんヒマでしょうがなくなるだろう入院したときにでも、持ち込んで読もっと。

(2010.3 創元推理文庫)
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