こんな本読みました。

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『随筆 本が崩れる』 草森紳一 著

2010/01/08(金) 02:34:44 新書 THEME:読んだ本。 (ジャンル : 本・雑誌 EDIT
 また盛り合わせ感想エントリにしようかとおもったんですが、やっぱりね、このあまりに凄すぎる本の話に、ちょろりと触れる程度では済まないだろな、と。
 4年前に出た本なので、もうそんなのとっくに読んだよ、と仰る本好き本読みさんには退屈なエントリでしょうが、私も愉快に読んだので、それなりにきちんとご紹介したいとおもい直しました。
 といっても、私には初めての草森センセイの文章ですし、何しろ本の話がメインです。内容がどうとかミソがどうとか長々と書き連ねる必要もなく。ただ、興味があれば、読んでみてください、とだけ。



うーん、日頃から積読バベルに恐れおののいている身には、なんというか、救いの書?(笑)

上には上がいるものです。

ていうか、ちょっとやそっとの地震ではビクともしない本の柱ってどうよ。

幸いなことに私はまだそこまで本に埋もれる人生の全てを本に捧げているわけじゃないし、そこまで極めるつもりもないし。

それに、この方の御宅にあるのは、学術書とか資料本とか全集とかとにかく厚さ4~5cmはゆうにありそうなのが多いみたいですね。

私の場合はほぼミステリばっかり。
ただし、それらが大地震でばさばさと落下したとすると、そのうちのどれかの角に頭ぶつけて危険。ミステリ本が凶器とは、全くもってシャレになんない★

でもまあ、このセンセイの場合、本との付き合い方が既に仙人のような境地に達しておられて、たとえ本の為にピンチに陥ってもじたばたしないどころか、その場でまた本を読もうとするとは。とにかく見上げたジイチャンだ!(笑)

ただ、そうして仕事で資料を収集し読み漁り積み上げていくうちに、「読書」じゃなくなってしまう、という心地は辛いですよね。
だから視点を変えて、「ピンチ」の時、いっそのこと「本を読む時間にしよう」と切り替えておられるのが、柔軟だなあ、と感心したのですがね。

本の話、本が崩れてきて顔面を直撃する!という危機一髪をどうやって凌いだかという話から野球の話に移り、次の章はタバコ。
どちらも、めっちゃガンコな爺(失礼! 笑)
この草森センセイは北海道出身なのだそうで、かつこの偏執なまでの愛煙家ぶり。小路さんはお読みになったでしょうか?さぞ喜ばれるとおもいますが(笑)

《ピース》を愛する草森センセイ、一瞬だけ《キャメル》と出てきてドキドキしましたが、木っ端微塵に貶されました(苦笑)
それくらいのこだわりようです。

私のように、まわりに一切のタバコの煙が無い人間には、ともすると開き直りにしかおもえない主張もあるんですけど、でもこの考え方って、昭和の時代では当たり前でしたよ。
最近の嫌煙ブームとか、繁華街での吸い歩き禁止条例とか、愛煙家のかたには肩身の狭いご時勢なんですけれど、「自分にとってタバコは毒ではなく栄養分であり薬である」と公言されていて、かつそれなりにご自身の経験則に則っての主張であるなら、タバコをやめろと一方的に正義の味方ヅラしてゴリ押しする方がバカです。
吸わせてあげましょうよ。
体調が悪い時にはタバコもコーヒーもまずいから吸わないし飲まない、という、付き合い方を心得ておられる方を前に、嫌煙家なんて尻尾巻いて逃げるといいよ。

とにかく、草森センセイの御歳が御歳です。
文体が古めかしいんですが、慣れれば可愛いです(え)
モノクロですが掲載されているお写真も、いいなあと感じました。

「本が崩れる」というタイトルの本をご紹介するのに、ほとんど本の章のことに触れないのは、やっぱり本好きさんたちご自身の目で読んでいただきたいからです。
笑えるエピソードがいっぱいです♪

この本の帯についてる惹句だけ、最後にご紹介。

すべての本好き、古本好き、積ん読派に
恐怖と 共感の嵐?


この文句に惹かれたかた、私と同じように苦笑いしながら読んでみてくださいv


(2005.10 文春新書)
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