こんな本読みました。

読んで感じて書き出して、そして忘れていく。備忘録ブログ。

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感想文いろいろ2

2009/08/26(水) 02:53:55 感想文いろいろ THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
エントリ一個分使ってだらだら書くいつものスタイルでもよかったんですが、福岡先生の以外はそれほどスペース取らなくてもいいかーと思ったりしたので、こないだのように纏めてアップ。。『世界は分けてもわからない』『ラ・プティット・ファデット』『血染めのエッグ・コージイ事件』『図書館のプロが伝える調査のツボ』以上4冊。
…そうそうひとつ情報。光文社から出てるミステリ雑誌『ジャーロ』ですが、現在の年4冊から来年以降年3冊になるそうですよ(篠田真由美先生の日記より)。来年春号が休刊でリニューアルは夏号からだそうな。うわー淋しい……(涙)
では、感想コメントです。




『世界は分けてもわからない』 福岡伸一 著 (講談社現代新書)
………傑作!
前作『生物と無生物のあいだ』と同じく分子生物学の本なんですが、ミステリーとまではいかなくとも一編の小説を読んだ気分。前作の概念も取り込みつつ、前半のエピソードやマップラバーなんかの言葉が、後半に怒涛の繋がりを見せて呆然。全部が繋がってなんという快感www
素人にはちんぷんかんぷんの内容だというのに、それでも面白かったんだから、この先生の表現力はすごいです!この薄い新書1冊を読了するのに、何故これだけ時間がかかったのか、専門的なことがなかなか理解できなかったということもあるけれども、一気に読み終えてしまうのがもったいなかったんだと思う、多分。
そしてこの本でもやっぱり感じました。故ライアル・ワトソン博士の大作『生命潮流』と同じ感覚。

『ラ・プティット・ファデット』 しかくの 著 (東京創元社)
………綾辻先生も唸らされたらしい?本格ミステリ・コミック。ほとんど帯買い(ネットで見た)。
普段、ミステリ漫画も読まないんですもん。
フランスの原作すら知らず全く前情報が無かったんですけど…。恋愛小説が下敷きということですが、こうまで見事に本格ミステリに反転させられると、先生でなくても唸ります。ああびっくりした。有栖川先生が、『猿の手』をまるっきり本格ミステリとしても読めるんだよ、と新解釈をしてみせてくださった時のような、そんな印象。
双子が主人公として語られているからどうしても先入観を持ってしまって、全くノーマークだったよこれは。ヤラレタ★
それにしてもこの本、書店ではやっぱりミステリの棚に挿されるんだろうか。それともコミックの棚のほうなのか。
アマゾンでこれを検索したら、その履歴から後々ざくざくとコミックが引っかかるのです(うっとーしいなあこれ)。なのでこの本はコミックというジャンルになってるのかと思ったわけで。でも東京創元社…。

『血染めのエッグ・コージイ事件』 ジェームズ・アンダースン 著 (扶桑社ミステリー)
………巻末の解説によると1975年に英米で発表された作品だそうですが、確かにいい意味で、英米黄金期の本格ミステリですね。古臭いと思われがちなイギリスの上流貴族所有の荘園屋敷に、いろいろ裏がありそうな客人ばかり、そして冒頭で重ねられる陰謀の数々。
事件が起こるまでが長いのですが(半分くらいしないと殺人が起きない)、警察が来て少しずつアリバイが確認されて、客人たちの氏素性が明らかにされていくうちに、一見頼りなさそうな警部が実は既に犯人が誰かを掴んでいる!ということは、これまでに手掛りは全て出揃ってるってことで、で、私も考えてみたけどちっともエレガントじゃなかった(涙)……ただ山勘というか多分この人やろーなーと思ったキャラクタが、私の中で引っかかった伏線のとおりに犯人だっただけで(…でも一件だけです…)、キャラクタの真相やら陰謀その他は玉砕。
という感じで、殺人事件だけじゃなく怪盗やらスパイやら陰謀の裏側など、読みどころが詰まっているので、人によっては詰め込みすぎなきらいもあるでしょうが、最後の救いが効いているので楽しくて読後感のいいミステリでした。

『図書館のプロが伝える調査のツボ』 高田高史 著 (柏書房)
………『図書館のプロが教える<調べるコツ>』『図書館が教えたくれた発想法』に続く三部作の第三弾。だそうですが、…私は見事にすっ飛ばして、これが初読…。
架空の“あかね市立図書館”を舞台に、数々の調査を依頼されるという「レファレンス」の事例集。
ためしに京都の図書館で見てみたら、左京区岡崎の京都府立図書館でしかレファレンスを受け付けていないらしくて、これでは私にはあまり活用できひんなあとため息。いや岡崎が遠いってんじゃなくて実際普通に行けるし、でも京都市って政令市なんやからさーせめて市立図書館のレベルでこれくらいのことしようよ。
それと、こういう調べものをする人(依頼人)って、普通の人より作家さんライターさんと編集さんとか何処そこで講演される人とか、そういうパブリックな仕事に就いてる人のほうが需要があると思う。一般人ならネットで十分なところ。
それにしても、「あかね市」って狭い(苦笑)…この最後のリンク(情景)は、もしかしたら必要なかったんじゃないかなあ。でもイラストはめっちゃカワイイww
そして個人的には伊予さん(執筆者ではなくキャラとして)がツボでしたwww←スナフキン好きの私…

こんなとこかな。

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