こんな本読みました。

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『海底の魔術師』 江戸川乱歩 著

2009/05/05(火) 15:26:27 ミステリ・その他 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 
 小路さんの巻末エッセイの為に買ったんですが、確か少年探偵団シリーズは小学五年生くらいから中一に間に図書室に通い詰めて読んだ筈なのに、全く覚えてないのでちゃんと最初から読みました。
(小四までは世界の童話から始まり偉人伝とかギリシャ神話とか漢字辞典とかそんなのばっかり読んでた。で、中二からは古代エジプト文明に傾倒した絡みで、図書室では大英博物館とかルーブルとかの写真の本しか見てないのです)

ミステリーというより本当、《少年活劇》の方がぴったりくるお話ですが、だからこそ子どもが物語の中に入って一緒にどきどきハラハラできるような文体で(「いったい、なにものでしょう?」「ああ、あぶない、……つかまってしまうのではないでしょうか」とかそんな風に)、ああ乱歩先生は子どもの心をよくご存知なんだと思いました。
もうすっかりヤサグレた大人な私は、もっと怪人二十面相とのバトルで明智さんがあと少しで負けそうなくらいにやりあってほしいものですが、子どもの心にはキツイかなあ(苦笑)

そうそう、少年探偵シリーズって、こんなんだったよ!と懐かしく思う一方で、今になってみるとツッコミどころも無くはないんですよね。
でも、小路さんのエッセイにあるように、そんなのナンセンスというものでしょう。
……ただ私がどうしても引っかかるのは、賢吉少年が攫われたというのにその友達の身を全然心配しているようには思えない小林少年。明智先生がいればあとはどうでもいいと言わんばかりに、確かに明智先生にとって小林少年は大切な戦力ですがそれにしてもちょっとアンタのその空気読んでない無邪気っぷりはどうなの、と思わずにいられない…。かーっ、だから大人ってつまらない。昔はそんなのちっとも思わなかったよ。小林少年と一緒にわくわくしたものです。とほ。


(1970ポプラ社より刊行、2009.5 ポプラ文庫)
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