こんな本読みました。

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『京大芸人』 菅 広文 著

2009/04/20(月) 12:00:00 エッセイ・ノンフィクション THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 今年最初に読んだ“タレント本”。けど、それ以上に、タメになるお受験本!
 テレビのクイズ番組に出まくりで本人もすっかりその路線に馴染んでるロザンの宇治原くんですが、相方の菅くんもかなり頭のいい人だと思います。こんなに読みやすい文章書けるなんて、そこらの文学賞で新人賞とるよりすごいことでは。
 ミステリばかりでちょっとだけ違うのが読みたい時にと、今まで積んでおいたのですが。やっと読んで爆笑しました。いやーいい気分転換になるわーw
 特に、受験生、また受験生が家族にいるというかたには、オススメですが、ただし真似ができるかどうかは本人の裁量次第ということで…。



いくらテレビのお笑い番組ではほとんど見たことが無かろうと、たまにネタやってるのを見て一気に引こうとも、ロザンの2人は芸人ですね。それも、頭のいい芸人。感性ではなくて、理詰めで考えるタイプの芸人。

2人が過ごした高校時代のエピソードは、寒いし笑えるしでも2人がいい距離感で付き合ってるので仲の良さに感心するし。
ただ、菅くんの声に出すツッコミも心の中のツッコミも、めっちゃおもろいです。
また宇治原くんの、ある意味天然なボケもええ感じです。
このオモロさが、なんで芸に出えへんねん(笑)

多分、2人とも頭がいいだけに、感性で笑いをとるよりも、こうして文章とかクイズの解答とか、万人に見える形のボケとツッコミの方が合ってるんだと思う。理詰めの芸人、と書いたのはそのせいです。

そして、宇治原くんの京大を目指すたった一年、高校3年生の時の集中した勉強の仕方、これはすごい!
もともと頭のいい人、IQの高い人は、そもそもの勉強に対する考え方や何かが、全て凡人とは違うんですね。

科目によって対策が違うのはまあ分かるけど、これほど徹底した勉強方法の実践は、同じように京大もしくは東大を目指す、またそれだけの才能と自覚がある人でないと、共感も真似することも難しいと思うんやけど、一般人にも参考になるし真似して成績が上れば儲けもの。
今からでも遅くない、国公立を狙う受験生は、息抜きも兼ねて読むといいです。

実は、私もちょっと歴史の教科書を最初から読みたくなってしまったぢゃないですか(笑)
それに、数学はこうして勉強するものなんやともっと早くに教えてくれてれば、学生時代にあんなに苦労することはなかったかもしれん。

宇治原くんの家族の、始めのあたりのエピソードにも大笑いして、そして終盤で芸人になりたいとバレた時のお母さんからのリアクションには唸ったし。
それとは対照的な菅くんのお母さんのセリフにまた笑い。
単なるタレント本ではなく、小説としての運び具合も上手いです。
過去のエピソードと現在の絡ませ具合とか。

それと何より爽やかで気持ちいいのは、宇治原くんの言動にアラ探しをしようとかツッこんでやろうとかいう反射的な心とは別に、宇治原くんをちゃんと尊敬している菅くんの人の良さ、ですね。


この本がベストセラーになるのも分かるし、できれば続編というか、その後のことも書いてほしい。読んでみたい。そう思わせる本でした。


(2008.10 講談社)
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