こんな本読みました。

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『理系バカと文系バカ』 竹内 薫 著

2009/03/24(火) 17:53:06 新書 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 最近、新書も面白いなと思ってたところに、毎日HPにお邪魔している竹内先生の新刊というので、わくわくしながら読みました。
 ……ごめんなさい、学生時代にもっと勉強しとくんだった…(涙)
 自分が理系とか文系とかさっさとラベリングして、自分の枠を狭めてないかい?分からないと思ってるものが実は結構面白いんだよ、という本です。
 ほんの少し、「んが」と呟いてしまうところもありますが、するっと読めます。
 この機会に是非どうぞw



まずは、36Pと68Pにある、このチェックシートを。

“文系バカと呼ばれる10の事例”
①血液型診断や占いが気になって仕方ない。
②取扱説明書は困った時にしか読まない。
③たいていのことは「話せば分かる」と信じている。
④ダイエットのために「カロリーゼロ」のドリンクをガブ飲みしてしまう。
⑤アミノ酸、カルニチン、タウリンなどのカタカナ表示にすぐ飛びつく。
⑥「社会に出ると因数分解なんて必要ないよね」と言ったことがある。
⑦「インド式算数」を学ぶより、電卓を使えばいいと思っている。
⑧何でも平均値で物事を判断してしまう。
⑨抗菌コートのトイレじゃないと入りたくない。
⑩物理学と聞いただけで「難しくて分からない」と思ってしまう。

“理系バカと呼ばれる10の事例”
①できれば他人と深く関わらないで生きてゆきたい。
②新型、最新テクノロジーの商品を買うために徹夜してでも並ぶ。
③相手が関心のないことを延々と話す……異性との会話も下手
④独善的で、いつのまにか相手を怒らせている。
⑤「もっと分かりやすく説明して」と、よく言われる。
⑥分からないことは、何でもネットで検索してしまえ。
⑦感動するポイントが人とズレている。
⑧文系より理系の方が人間として「上」だと信じている。
⑨UFOや心霊現象について語ることは犯罪に近いと思う。
⑩意外とオカルトにハマりやすい。

……明らかに私は文系バカと呼ばれる方に多くYESがつきますね……。
カルニチンの入ったサプリに飛びついたり、電卓という便利なものがあるんやから電卓使った方が早いやんかーと思ったり、他に無ければ入るけど空いてるなら抗菌コートって表示のあるお手洗いに入りたいと思う私は立派に文系でしょう。

でも、物理学ときいて端から理解不能だとは思わないです。
できれば、ゆるゆるのおつむの私にも分かるくらい、噛み砕いて噛み砕いて粉々になるくらいの言葉で説明してくれるなら、私はその講義を存分に聴いていたいと思う。宇宙の話は子どもの頃から大好きだったし、今でもナショジオでよく観てます。
私は確かに文系で出来てるけど、例えば携帯の取説なんて、最初に割と読む方です。便利な機能は使いこなしたいもの。

でもやっぱり。
因数分解は確かに使わへんしさー、そんなこと何回言ったかなんて数え切れないですって(笑)
x、y、zとかさー、簡単な因数分解とか二次方程式まではなんとかなったけど、三角関数でかんっぺきにノックアウトでしたよ私ゃ。


ところで、この前の『本質を見抜く力』にも共通する、あるテーマがありました。

テレビや新聞なんかで目にする情報や商品の表示を、そのまま鵜呑みにするな!
それを自分の頭で考えて、もう一歩先を見ろ!

っていうことが、この本にも繰り返し書かれていまして、我が身を振り返って反省しきりです。
ついつい、そのまま判断してしまうんですよねえ、安直だから。
ていうか、ラクだから。

最近、学生さんとか若い人たちに元気がないとか受身だとかいいますが、それはイイ年した大人であっても同じです。
情報だろうが方程式だろうが、考えない。誰かが考えて正解を教えてくれればその方が手っ取り早いし、(明らかに間違った考えですけど)合理的だと思う。とかね。
小学生の理科の授業は面白いのに、段々とつまらなくなっていくのはただ暗記するだけの受験科目になってしまっているから。
もっと自分の中の好奇心を刺激されるような、能動的な講義であれば、数学や物理に限らずどんな勉強も楽しいんでしょうね。

でも、もうひとつ、勉強や成績とは違う次元で、人間関係は大事です(笑)
コミュニケーション能力を疎かにしちゃいけません。
処世術というより、人間としての品性が問われます。

自分の好きな事、仕事の内容、研究結果を誰もが理解できるわけじゃないのですよ、理系人間さん★
一般人はアナタタチから見ればバカばっかりでしょうが、大目に見てください。
それにしても、理系人間ならともかく、「理系バカ」は怖い……普通の付き合い方ができないのも当然です(笑)
ぶっちゃけ、イヤやわこんな人(大暴言)

ところで、科学書というものが全く売れないというくだりがあるのですが…。
特に大型書店の書店員さん、この本の第3章155Pに書いてあることは本当なんですか。
これはちょっとあかんのとちゃいますか?

と、まあ、いろいろと考えさせられる本です。
もし、私の学生時代に、まわりから変人とか言われつつも、楽しい講義をしてくれる先生がいたら、私は今の人生とは全く違う選択をしていたはずです。
それくらい、実はやりたいことがあったから。

もう遅いけれど、せめてこれ以上脳細胞がぐずぐずに死滅していくのを黙って見ている毎日を反省して、何でもいいからムズカシイ本を手に取ってみるのもいいかもしれないと思います。
とっかかりは、竹内先生オススメの10冊を読んでみよう。うち1冊は近々図書館に借りに行こうと思ってたのがあったよ。これがいいな。
めざせ、文理融合!

(2009.3 PHP新書)
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