こんな本読みました。

読んで感じて書き出して、そして忘れていく。備忘録ブログ。

2009年05月 の記事一覧

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『ミステリーの人間学 英国古典探偵小説を読む』 廣野由美子 著

2009/05/29(金) 02:23:17 新書 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 
 英文学を研究する大学の先生が、「あらゆる文学作品には何らかの形で「ミステリー」の要素が含まれる」ことから、「ミステリー性とは何か」というテーゼ、そして「いっそ「ミステリー」という要素そのものをジャンルとした探偵小説を学ぶところから出発してみたら」と考え、それが1冊に纏まった、(多分)研究論文です。
 なので、ミステリ読み、ミステリ好きに対する気配りなんて、これっぽっちもありません。ネタばらしの雨あられ!
 確かにこのタイトル『ミステリーの人間学』というのは、ミステリ読みをそそります。で、いそいそと読んでみたら、コレでしょう。ドイルとチェスタトンはともかく(私は良い読者ではありませんが一応筋は知ってる)、クリスティは読まない私はまだいいけど、楽しみに取っといたのにーという人がいたらめっちゃくちゃお気の毒。
 特にこれは、ミステリ初心者は余りオススメできないですね。
 ということで、アテンション!
 以下の作家、及びタイトルを未読のかたは、これを先に読まないほうがいいです。ストーリーを全部知ってから、この先生の考察に耳を傾けてくださいね。

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『神国崩壊 探偵府と四つの綺譚』 獅子宮敏彦 著

2009/05/27(水) 13:22:09 獅子宮敏彦 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 素晴らしいっ!!
 今年読んだ新作の本格ミステリの中ではダントツの面白さです!
 「本格ミステリ好きが喜ぶ本格ミステリ」という形容をつけたいくらい。
 実は、あまり期待してなかったのですよ(すいません)、でも良い意味で裏切ってくれてもう、嬉しくてしょうがない。1,995円がなんだっつーの!(笑)
 こんなにべた褒めしてると、どんなのか気になるでしょう?
 さー、書店へ行きましょう!読みましょう!
 ということで、未読のかたは、ぜっっったいにこの先にはお進みにならないでくださいね!


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『ルルージュ事件』 エミール・ガボリオ 著

2009/05/23(土) 14:04:24 海外ミステリ THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 
 どうしようかと思ったんですが、やっぱり世界初長編ミステリ、という意義は大きいだろうということで、メモ程度に。
 推理小説、というものの父祖はもちろんポーの『モルグ街の殺人』なんですけど、あれは現在の基準でいうなら……あの真相はちょっといただけないなあと私は思ったのですよ。探偵が事件を捜査して真相を導き、書き手(語り手)がそれを記述するという形は初めてだということには金字塔であるのは事実ですが。
 それに比べるとこの『ルルージュ事件』は、確かにはるかにミステリではありましたよ。


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『バルト海の復讐』 田中芳樹 著

2009/05/17(日) 20:57:54 田中芳樹 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 
 …バルト海ってどこ?(苦笑)
 ま、この作品の設定年代である十五世紀の頃の、舞台として出てくる地図が最初にちゃんと出てくるので心配はないんですが、それでも当時の日本でいえば室町時代末期から戦国時代?になるのかなあ、応仁の乱が1467年ですから。
 なんにせよ馴染みの薄い地名と時代の北ドイツ。世界史が苦手なかたにはキツいかも(苦笑)
 田中御大らしい、魅力的なキャラクタ満載の冒険活劇。
 ルネサンス前のまだ貧弱だったヨーロッパについて詳しくなることうけあいです。トリビア本として読んでも面白いですよ。


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『生物の無生物のあいだ』 福岡伸一 著

2009/05/14(木) 14:11:02 新書 THEME:読書感想 (ジャンル : 本・雑誌 EDIT
 
 は~~~★
 やーっと生物の授業が終わりましたぁ★
 2007年に出た新書なんですが、帯の惹句がすごいのかネット等の口コミがすごいのか、ベストセラーだそうな。
 そして竹内薫先生の『理系バカと文系バカ』の巻末にも紹介された1冊です。
 高校時代に、細胞分裂で眠気に襲われたかたには全く不向きな本だと思われます。


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『やわら侍・竜巻誠十郎 夏至闇の邪剣』 翔田 寛 著

2009/05/11(月) 13:25:17 翔田 寛 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 
 というわけで、シリーズ二作目です。
 うーん、やっぱり面白い!ていうか、ますます面白くなってますよ!
 またしても一気読みでした。
 ぜひぜひ読んでいただきたいので、ご紹介。


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『やわら侍・竜巻誠十郎 五月雨の凶刃』 翔田 寛 著

2009/05/09(土) 12:36:17 翔田 寛 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 乱歩賞を受賞したというのに、いっこうに書店に並ばない翔田さんの作品の数々。傑作ぞろいだってのにもう…きーーっ!
 で、実はこれ、シリーズだったんですね。知らなくてシリーズ2作目のを買おうとしたら実は1作目があるんだよーとアマゾンで見て慌てて買った次第。
 いつも読むミステリではなく、時代小説としてのジャンルですが、ミステリ読みでも十分に楽しめるのが翔田さんの作品。これも大変愉快です。
 本当にオススメなので、翔田さんの作品を1度読んでみてください。


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『弁護側の証人』 小泉喜美子 著

2009/05/06(水) 23:20:31 ミステリ・その他 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 本格ミステリ読みのツワモノさんたちのレビューを見て、これはぜひ読まねば!と図書館で検索して、近々借りるつもりだった作品。
 そんな傑作がめでたく復刊されたので、わくわくしながら買いました。読みました。
 はーー。分かる。なんでそれほど絶賛されるのか。そしてこの豪華な帯も、さもありなん、ですよ。
 もうもうこれは、ぜっっったいに未読のかたはこの先にはお進みならないでくださいませね!


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『海底の魔術師』 江戸川乱歩 著

2009/05/05(火) 15:26:27 ミステリ・その他 THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 
 小路さんの巻末エッセイの為に買ったんですが、確か少年探偵団シリーズは小学五年生くらいから中一に間に図書室に通い詰めて読んだ筈なのに、全く覚えてないのでちゃんと最初から読みました。
(小四までは世界の童話から始まり偉人伝とかギリシャ神話とか漢字辞典とかそんなのばっかり読んでた。で、中二からは古代エジプト文明に傾倒した絡みで、図書室では大英博物館とかルーブルとかの写真の本しか見てないのです)

ミステリーというより本当、《少年活劇》の方がぴったりくるお話ですが、だからこそ子どもが物語の中に入って一緒にどきどきハラハラできるような文体で(「いったい、なにものでしょう?」「ああ、あぶない、……つかまってしまうのではないでしょうか」とかそんな風に)、ああ乱歩先生は子どもの心をよくご存知なんだと思いました。
もうすっかりヤサグレた大人な私は、もっと怪人二十面相とのバトルで明智さんがあと少しで負けそうなくらいにやりあってほしいものですが、子どもの心にはキツイかなあ(苦笑)

そうそう、少年探偵シリーズって、こんなんだったよ!と懐かしく思う一方で、今になってみるとツッコミどころも無くはないんですよね。
でも、小路さんのエッセイにあるように、そんなのナンセンスというものでしょう。
……ただ私がどうしても引っかかるのは、賢吉少年が攫われたというのにその友達の身を全然心配しているようには思えない小林少年。明智先生がいればあとはどうでもいいと言わんばかりに、確かに明智先生にとって小林少年は大切な戦力ですがそれにしてもちょっとアンタのその空気読んでない無邪気っぷりはどうなの、と思わずにいられない…。かーっ、だから大人ってつまらない。昔はそんなのちっとも思わなかったよ。小林少年と一緒にわくわくしたものです。とほ。


(1970ポプラ社より刊行、2009.5 ポプラ文庫)
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『脳はあり合わせの材料から生まれた』ゲアリー・マーカス 著

2009/05/02(土) 19:44:22 エッセイ・ノンフィクション THEME:読んだ本の感想等 (ジャンル : 小説・文学 EDIT
 あー疲れたあぁぁ★
 1月に買ったこの本、一回途中で放置しました。で、昨日やっと、もう一回最初から読んでみようと思い立って、どうにかこうにか読了。
 面白いんですけど!ただ、どうしても学術書とかこういうサイエンス関係のノンフィクションって、内容を自分なりに咀嚼するのに時間がかかるんですよね。
 こういうのにも興味のあるかたならともかく、全く読まないかたには何のお役にも立たないエントリでしょうが……。


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